ひとりぼっちの花嫁


「すみません、さっきから助けてもらってばっかりで。」


ペコペコと頭を下げる 私を見て彼は顎に手を当て何かを考えているようだ。






「あの・・・?」



おずおずと彼の顔をのぞいてみると、、、、







「思い出した!!アンタ北浦葉月じゃないっ!?」



パッと明るくなった彼はまるでさっきまでと同じ人に見えない。








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