青蝶夢 *Ⅱ*
「うん・・・
 分かった
 
 イブキ、私も・・・
 貴方の二番目でいいよ
 
 貴方の一番は
 今付き合ってる人・・・」

貴方は、私を抱き寄せて

強く強く、抱きしめて

耳元で囁いた。

「今、付き合ってる
 女なんていない
 
 あれは、嘘だよ」

「嘘?
 だって、洗面所に
 歯ブラシ・・・

 私の歯ブラシ?」
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