青蝶夢 *Ⅱ*
きっと、飲んでいる時にでも
隣の女性の香りが移っただけ
それだけ・・・
こんな風に想う
私って、おかしい・・・?
自分は、何度も
芳野と体を重ねたくせに
伊吹が自分以外の女性を抱く
訳が無いと、想う私。
想いたい、信じたい、私。
自分勝手な奴・・・
でも、そうはいかない。
伊吹が、シャツを脱ぐと
幾ら鈍感な私でも、気がついた
彼の首、鎖骨のあたり数ヶ所に
キスマークが付けられて
いる事に・・・
じっと、見つめる私の視線に
気づいた貴方は、鏡に映る
自分の姿を見つめて
キスマークに気がついた。
隣の女性の香りが移っただけ
それだけ・・・
こんな風に想う
私って、おかしい・・・?
自分は、何度も
芳野と体を重ねたくせに
伊吹が自分以外の女性を抱く
訳が無いと、想う私。
想いたい、信じたい、私。
自分勝手な奴・・・
でも、そうはいかない。
伊吹が、シャツを脱ぐと
幾ら鈍感な私でも、気がついた
彼の首、鎖骨のあたり数ヶ所に
キスマークが付けられて
いる事に・・・
じっと、見つめる私の視線に
気づいた貴方は、鏡に映る
自分の姿を見つめて
キスマークに気がついた。