青蝶夢 *Ⅱ*
『ヒイロ・・・』
いつも優しく
私に呼びかけてくれる
貴方の声が
今日は、薔薇の花のように
鋭い刺を持っている。
その刺は、私の胸に
チクチクと刺さる。
「いつも、優しい貴方は
私が嫌がるような事
絶対にしない」
貴方は、スーツの
ズボンに手をかける・・・
「こんな事しない」
「何で、嫌がるの?
俺達、夫婦だろう
嫌がる意味が分かんねぇ
そんなにアイツが良いの?
アイツと
どんな事するの?」
もう、やめて・・・
いつも優しく
私に呼びかけてくれる
貴方の声が
今日は、薔薇の花のように
鋭い刺を持っている。
その刺は、私の胸に
チクチクと刺さる。
「いつも、優しい貴方は
私が嫌がるような事
絶対にしない」
貴方は、スーツの
ズボンに手をかける・・・
「こんな事しない」
「何で、嫌がるの?
俺達、夫婦だろう
嫌がる意味が分かんねぇ
そんなにアイツが良いの?
アイツと
どんな事するの?」
もう、やめて・・・