青蝶夢 *Ⅱ*
そして、罪の意識に
苛まれていく。

罪悪感の想いから
一秒も逃れることができない。

貴方の優しさは、時に
凶器に変わる。

私の心をズタズタに
切り裂く・・・

貴方に、優しく頭を
撫でられながら、私の心は
自分を責め続ける。

私は、何て、酷い女なの・・・

ずっと、苦しい思いに
縛られながら私は生きていく。

元々は、自分が蒔いた種。

私が、全て悪い・・・

開花時を過ぎた花は
咲くことはなく

庭には、もう何も無い・・・

夢と消えた。
< 221 / 334 >

この作品をシェア

pagetop