青蝶夢 *Ⅱ*
「もう・・・
つかれたわ」
「イブキ?」
「好きにしろよ
離婚届なら・・・
いつでも、判をついてやると
そう、ヒイロに伝えてくれ」
そう言って、伊吹は
左手、薬指の結婚指輪を外して
テーブルに置いた。
「お前は、本当に
それでいいのか?
まだ、抱き合っただけで
何もしていない」
「何、ヨシノ
続きがしたかったのか?」
「いやっ、違う」
「じゃあ、うるさく
言ってほしいのか?」
「違う・・・
ただ、お前が深く考えずに
ヒイロと別れることを
決めたのだとしたら
本当に、それでいいのか?
そう、思っただけだ」
「何でもいいじゃん
浅かろうが、深かろうが
どっちにしても、俺は
ヒイロを失う・・・」
つかれたわ」
「イブキ?」
「好きにしろよ
離婚届なら・・・
いつでも、判をついてやると
そう、ヒイロに伝えてくれ」
そう言って、伊吹は
左手、薬指の結婚指輪を外して
テーブルに置いた。
「お前は、本当に
それでいいのか?
まだ、抱き合っただけで
何もしていない」
「何、ヨシノ
続きがしたかったのか?」
「いやっ、違う」
「じゃあ、うるさく
言ってほしいのか?」
「違う・・・
ただ、お前が深く考えずに
ヒイロと別れることを
決めたのだとしたら
本当に、それでいいのか?
そう、思っただけだ」
「何でもいいじゃん
浅かろうが、深かろうが
どっちにしても、俺は
ヒイロを失う・・・」