ただ…逢いたくて…。

小さな奇跡

病院につくとすでにニュースをみて沢山の人達が集まっていた。


「咲!!」


私は急いでナースステーションにむかった。

沢山の人込みをかきわけて。



そして
「たつや!!佐野田たつやは何号室ですか!!!???」



私は「こんなにも?」と言うぐらい大声が出た!

周りの人は少し驚いていた。

でも今の私にはそんなの関係なかった。





−無事たつやが生きていますように。−





ただ…それだけやった。
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