告白 2
七海は、落ち着かないまま家に帰ると、ずっと仲の良い藍に電話をかけた。


「…どうしよう…藍…」


『で、なんで好きになったのか分からないと』


「うん…私、最低だよね…」


七海はため息をついた。


『…あたしは…それが、普通かな…とか思ったり…』


「え!!」


七海は予想もしていなかった言葉に驚いた。


「な、なんで?」


『だって…そんなものじゃないの?きっかけは。今、告白したいほど好きならいいんじゃないの?』



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