告白 2
七海があわてて教室に入ると、クラスに飾ったあった大きな表彰状が落ちてしまっていた。


しかも、悠太のすぐ横で。




悠太はとっさによけようとしたそうだが、あまりに急に落ちてきたのでよけきれなく、足に当たってしまったらしい。




「わ!!村田!!大丈夫か!?」



担任がすっ飛んできた。



「あー大丈夫っす。ちょっとあたたっただけなんで…」


「本当か?でも念のため保健室には行っとけ。えーとー…宮野!!お前保険委員だろ。村田に着いてってやってくれ」



「あ、あたし!?」




予想外の展開に、七海は目を大きくした。


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