告白 2
「職員室にもいなかった」


七海は悠太に伝えていた。


「まーけがは大丈夫だけど…一応待っとくか。あ、宮田は帰れよ」


「え、なんで?」


七海はキョトンとした様子で悠太を見た。


「なんでって…別に…その…いる意味もないだろ?」


その一言に、七海は少しショックを受けていた。


意味もない…か…


「な、帰れよ。なんか悪いし」


悠太は少し笑っていった。


…でも…私は…


「…たいんだけど…」


「え?」








< 7 / 16 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop