告白 2
「…どうしたんだよ。宮野、おかしいし」


悠太が心配そうな顔をする。


「え、な、なんで?」


「だって急にだまったり、しゃべったり…お前そんなキャラだっけ」


「え…」


「なんかキャラちがくね?」


キャラが…違う…か…


なんか…すっごい…悲しいよ…


目頭が熱くなる。


今にも泣き出しそうなのをこらえて、七海は言った。
< 9 / 16 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop