大切なもの
チュンチュン・・。朝目覚めると鳥の声が聞こえた。朝日が眩しい。


「香奈~ご飯よぉ」

「はぁい!今行くー」

私は急いで階段を降りていった。私の家族は母、父、弟、私の4人。弟・・響太はいっこ下で中1なんだ。生意気ですごくうざい・・。でも学校では人気らしい。 さらにうざい・。



『行ってきます!』

学校が同じだからだいたいいつも一緒に学校に行く。でもだいたいすぐ別々になる。理由は・・。


『あの~・・・。響太君。一緒に学校行ってもらえませんか?』

1年の女の子数名が響太に話しかける。すると女の子達が私の方をジーーっと見てくる・・。

「どうぞ・!行ってらっしゃい~。」

「先輩ありがとうございます!!」

「いえいえ~」


まぁ毎朝こんな感じです・・。



「香奈おはよう!今日も響太君人気だね!」

「おはよ・・。そうだね・・。」
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