大切なもの
「はい??山口君??」

「速人・・何言ってるんだ??」

こないだも同じような事聞かれたような・・。私と啓斗は周りからはそうゆうふうに見えるのかな・・。もしかしたら浅井も勘違いしてるのかなぁ?・・。


「だからそんなわけないだろ?だいたい幼なじみなだけだから!」


チラッ。啓斗がこっちを見た。少し悲しそうな笑顔で・・。いつも鈍感な私だけど気づいたよ?啓斗どうしたの??


「なんだー。つまんないの・・。」

そういうと山口君は他のところへいってしまった。

「ねぇ?啓斗どうしたの・・・・・」


『おはよーーー香奈っ♪最高な天気だね!』


「・・・。おはよ!!」


啓斗に聞こうと思ったのに華とみさきの声でかき消された。本当なんだったんだろう・・。

でもそんなことすぐに忘れていた・・・。
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