大切なもの
私とみさきと啓斗の3人でもと居たベンチに戻った。すると華が心配していた。


「かっ香奈ぁ・・・。もうどこに行ってたのぉ・・。心配してたんだから・・。」


「ありがとう華。もう大丈夫だから。心配かけてごめん。」


「本当だよ。浅井には叱っておいたから!!」


ズキっ・・・。浅井・・・。



「香奈ゴメン。俺なんか無神経な事言って!!」


「ううん。大丈夫だから・・。」


「マジ悪かった!!」


そう言った後浅井は私の頭をポンポンってしてきた。


「あっっ浅井!???」



かぁぁぁぁ・・。私はゆでだこのように赤くなった。



「これお詫びってことで。」



私やっぱり浅井のこと好きなんだなぁと改めて思った。

もう少し頑張ってみよう・・・。私は決心した。





またその決心が揺らぐ時が来る・・・・・・。
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