大切なもの
「皆集まったか~。それじゃあキャンプファイアー始めるぞ~」

時刻は夜の6時。周りが山だからか、すごく暗い。


『着火!!』


ボオオオーー!!火がついて周りがオレンジっぽくなった。

なんかすごくきれい・・・。



「華、みさき。きれいだねー!!」


「うん。きれい・・。」

「ホント・・。」


私は無意識に浅井を探していた。・・・。なんか私ストーカーかも・・・。

すると啓斗と話している浅井が見つかった。オレンジに光っていていつもの何倍もかっこいい。やばいまた赤くなりそう!!



「最後に歌を歌うぞ~」


皆で肩を組み合って歌った。なんか恥ずかしいけどキャンプだからかな・・。全然恥ずかしくなかった。



「あぁ終わっちゃたね・・・。」

「あと今日は肝試しかぁ・・。」

「そっそうだね!!!」


ちょっと動揺した。さっきみさきが浅井と一緒にしてくれるって言ってたから。



するとみさきが華に聞こえないように私な話しかけてきた。


「安心して。ちゃんと覚えてるから。」


「なっ何を!?」


分からないふりをしたがきっと肝試しの事だよね。






「それじゃ~肝試しの男女2人組を班でつくれ~」



みさきお願いしますっ!!
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