大切なもの
「あのね…浅井なんだぁ。」

えっ…!?今華なんて言った?私はしばらく頭が働かなくなっていた。


「香奈ぁ?聞いてる?」

「あっ……ごめん。そっそうなんだ…。私寝るね…。」

「うん?おやすみぃ!」


私は布団に入っても、もちろん寝れなかった。


誰にも聞こえないように泣いた。



ねぇ。この恋はどうすれば良い?


私と華はずっと親友でいつも一緒に過ごしてきた

でもね

まさか同じ人を好きになるなんて思いもしなかった

私の大切なものはなんだろう?

華との友情かな?

それとも

浅井の事を好きでいる事かな?


私にはまだ分からないよ


ねぇ


私はどうすれば良いの
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