大切なもの
みさきが帰って10分経った。


今思ったけどなんて言えば良いんだろう??

どうしよ~!!


「香奈。遅くなってゴメンっ!」

「キャァァ!!」


驚いて後ろを振り替えると華がいつのまにか来ていた。


「私を呼んだの香奈だよね?なんでそんなに驚くの!?」

「あははは・・。考え事してたからビックリしちゃって・・」

「まぁ良いけど。話って何?」


驚いて忘れるところだった・・。


華にちゃんと言わなくちゃ。


言わなくても良い事だけど私のケジメをつけるためにも。


「華・・・浅井の事好きって言ってたよね・・?」

「うん。そうだよ?」


華は少し戸惑った顔をして答えた。


「私も浅井好きだったんだ・・・」

「えっ・・・!??」


私の言葉を聞いた華はすごく驚いた顔をした。


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