大切なもの
5班の所に行くと当たり前だけど浅井がいた。
本当に嬉しい・・・。


でも私はあとで神様を恨む。


なんで華と同じ班にしたんですか・・・?。


「あっ香奈!みさきと同じはんだよ!」

「あっほんとだぁ!みさき、おひさぁ」

泰田 みさき。一年の時同じクラスだった。
すごく明るくて男子ともふつーに話ができて。
私の憧れ。


「香奈ぁ!あいたかったよぉぉ!華ちゃんも~~!」


「おい3んにんとも。そろそろ班長決めないと。」


浅井は私たち3人に向かって言ってきた。


「はいはい。じゃ班長は浅井で!」


華が浅井に向かっていたずらっぽく言った。

「はぁ?華何いってるんだよっ!」

「いいじゃん♪ウチ副班長やってあげるし。」

いいなぁ。華そんなことが言えて。私も浅井が班長やるんなら
副班長やりたいな・・・。


「浅井いいなぁ。華とできて・・・。」

「なら伊藤かわれよ!!!」


「じゃ決定っ♪」
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