大切なもの
中2はキャンプの行事があるから少し楽しみにしてた。
いつもならどうでも良いんだけど・・。
だってさ香奈と同じクラスになれたから。もしかしたら同じ班になれるかもしれないと思うと嬉しかったんだ。
で結局香奈とは同じ班だった。けど・・浅井も同じ班だった・・。
俺は正直嬉しかった反面、悲しかった。
けど―
この班になって一番悲しい思いをしたのは香奈だった。
―――――
班で一回集まって班長を決めることになった。俺は5班のところへ向かった。
決めてる最中に華が浅井に話していた。
ふと香奈の方に目線をやると香奈が浅井らの方を見ていた。
そして悲しい顔をしていた。
そっか・・香奈は華と浅井がたくさん話しているのが悲しいんだ・・。
でも俺だってずっとそうだったんだよ?
香奈が浅井を優しい目で見ていたり
するのがすっごく悲しくて・・悔しかったんだ。
でも香奈が俺の事をただの幼なじみだと思っているのは知ってたし
だからこの時も我慢して香奈に話しかけた。
俺が励ますとまた笑顔になる香奈が好きで好きで・・
でも俺の気持ちに気がつかない香奈がすごく嫌いだよ・・。
いつもならどうでも良いんだけど・・。
だってさ香奈と同じクラスになれたから。もしかしたら同じ班になれるかもしれないと思うと嬉しかったんだ。
で結局香奈とは同じ班だった。けど・・浅井も同じ班だった・・。
俺は正直嬉しかった反面、悲しかった。
けど―
この班になって一番悲しい思いをしたのは香奈だった。
―――――
班で一回集まって班長を決めることになった。俺は5班のところへ向かった。
決めてる最中に華が浅井に話していた。
ふと香奈の方に目線をやると香奈が浅井らの方を見ていた。
そして悲しい顔をしていた。
そっか・・香奈は華と浅井がたくさん話しているのが悲しいんだ・・。
でも俺だってずっとそうだったんだよ?
香奈が浅井を優しい目で見ていたり
するのがすっごく悲しくて・・悔しかったんだ。
でも香奈が俺の事をただの幼なじみだと思っているのは知ってたし
だからこの時も我慢して香奈に話しかけた。
俺が励ますとまた笑顔になる香奈が好きで好きで・・
でも俺の気持ちに気がつかない香奈がすごく嫌いだよ・・。