大切なもの
ズーズー・・。飲み終わったジュースの音が響く。この際言った方が良いのか。でも華にも言ってないことだし・・。 どうすれば・・。


「もしかして・・。浅井?」

いきなりみさきが言ってきた言葉に動揺した。

「ふぇ・・?」

しかも顔まで赤くなちゃうし。

「好きなんだぁ??」

「すすす、好きなわけ無いじゃん・・。」

「こんな顔赤くて、かなり動揺してるのに??」


もうみさきには参った。もう話すしかないよね。

「うん・・。好きだよ・・。」

カァァァ・・。さらに赤くなる。恥ずかしいっ。

「やっぱりね・。いつからなの?」

私は全てみさきに話した。啓斗以外の人に話すのは初めてで。かなり変なしゃべり方にになってもみさきは、ちゃんと聞いてくれて。すごく嬉しかったんだ・・。
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