シャンパンと苺
さっき
店のトイレで倒れそうになってた女……
初めて見る顔だったな………
汚れてない、俺の知らない世界の匂いがした。
「……ずいぶん……若いんだろーな………」
「ちょっと!!誰の事!!??」
ヤッたばかりの女がうるさく問い詰めてきた。
「…お前じゃあ無い事は確かだな。……もう終わったんだし帰れば??」
――バチンッ!!!―――
「痛って―「最っ低……!!!もう帰る!!!」
女はバタンッとドアを閉めて出ていった………
「…だから帰れって言ってんじゃん………」
ふぅ〜。
俺はタバコに火を点けて窓を開けた…………