バトルロワイヤル
「殺す?ハァ?てめぇさっきまで言ってたことと違うじゃねぇか!」住之江はポケットから銃を出した。
「…あぁ…。けどこれ以上お前達を生かすつもりもねぇ…。」健太は腰につけたさおから日本刀を出した。
「ほぅ。オレ達とやる気ねぇ…。…じゃあ……死ね!」
(ドォン…)

―3階廊下―
「あいつの爪には銃も効かないのか!?」銃を握った手が震えた。
「……亮ちゃん…」
「まさに絶対絶命だな!くそガキがぁ!!!」高橋は爪を光らせて言った。
(攻撃を与えられるのは肉弾戦か真弓のスタンガン…)オレは真弓をチラと見た。
「……どうしよう…」オレの頭が真っ白になった瞬間真鍋が渡したレーザーを思い出した。
「これだ!」オレは地面に置いていたレーザーを拾って構えた。
「銃は効かんと言っとるやろぉがぁ!!」
「亮ちゃん!?」
(頼むぞ…真鍋…)
(ビーーーーーーー…)オレは赤い光線を発射した。
「所詮ただの銃だろうがぁ!!」高橋は硬い爪でレーザーを防いだ…
(…ジュ…ウゥゥウ…)
(と…溶けてるのか?)
「…ぐ…ぎゃあぁあぁあ…」レーザーは高橋の胸を焼き貫いた。
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