バトルロワイヤル
―5日目―
(ミーンミンミン…)忙しく鳴く蝉時雨…
《…ピンポンパンポーン!》校内アナウンスが鳴り、全員飛び起きた。
「…しまった!寝てもうた!!」薬師寺は叫んだ。
「オレも寝てたわ!!」
誰も見張りをしてなかったようだ。
振り替えると大野がパソコンの前にいた。
「…大丈夫だよ…。昨日は誰もこなかった。それより…」
大野が何か言い掛けたとき、アナウンスは話しだした。
《…今日はいよいよ5日目とバトルロワイヤルも終盤に入りました!終盤に入ったところで現在生存者は68人/720人になりました!…》
「68人!!?」
《なお、残りの3日間、最後の男子1人と女子1人に生き残るまで頑張りましょう。毎朝のように10時にはトラックが入ってきますので仲良く分け合いましょう。ではよい1日を!!…ピンポンパンポーン…》
校内アナウンスは終わった。
「68人ってオレ達の仲間を抜いたらオレ達3人とP研の7人、理科部の19人の計29人を抜いて、39人しかおらんやんけ!!」
オレは黒板に人数を書いて計算した。
「39人かぁ…最初は1日で150人死んでたのに…。明日なったらオレらだけかもしれへん…。」児玉は眉をよせた。
《…ピンポンパンポーン!》校内アナウンスが鳴り、全員飛び起きた。
「…しまった!寝てもうた!!」薬師寺は叫んだ。
「オレも寝てたわ!!」
誰も見張りをしてなかったようだ。
振り替えると大野がパソコンの前にいた。
「…大丈夫だよ…。昨日は誰もこなかった。それより…」
大野が何か言い掛けたとき、アナウンスは話しだした。
《…今日はいよいよ5日目とバトルロワイヤルも終盤に入りました!終盤に入ったところで現在生存者は68人/720人になりました!…》
「68人!!?」
《なお、残りの3日間、最後の男子1人と女子1人に生き残るまで頑張りましょう。毎朝のように10時にはトラックが入ってきますので仲良く分け合いましょう。ではよい1日を!!…ピンポンパンポーン…》
校内アナウンスは終わった。
「68人ってオレ達の仲間を抜いたらオレ達3人とP研の7人、理科部の19人の計29人を抜いて、39人しかおらんやんけ!!」
オレは黒板に人数を書いて計算した。
「39人かぁ…最初は1日で150人死んでたのに…。明日なったらオレらだけかもしれへん…。」児玉は眉をよせた。