バトルロワイヤル

（ガチャ…）
薬師寺の首輪は外れた。
「よし、これで政府のやつらを倒しにいける…。」大野は言った。
「…！？どぉいうことや？」児玉とオレは声が重なった。
「…トラックに乗って政府のところに行ってこのバトルロワイヤル（たたかい）を…止める！！」大野は言い切った。
「そんなのできるわけ…」
「できなくても最悪、家族を見捨てでも、政府が離れ捨てたこの日本に住ませてもらう。…もぅ無駄な争いは嫌なんだ…。」
「……大野…」
「この計画は初日から理科部と考えていたんだ…。」
「理科部もか！？」オレは驚いた声で言った。
「あぁ。…ザー…こちらパソコン研究部だ」
大野はトランシーバーを使って理科部につないだ。
（…ザー…こちら理科部だ。どうしたん？）徳光の声が流れた。
「ハッキングに成功したからすぐ来てくれ！！」
（何！？…本当か！？…ちょっと待て、すぐ行く！！）

5分もしないうちに理科部はすぐに来た。
でも少し変だった。
部員が1人足りない。
「細菌特殊部隊の藤岡はどぉしたん？」オレは言った。
特殊部隊にいた、1人元気な1年の藤岡の姿がない。
「あいつは……死んだ…。」猫田は言った。
「……えっ！？」