バトルロワイヤル

行動

「なっ、みんないいだろ?」大野は手を広げて言った。
「まぁな…」
「…別に断る理由もないけど…」
みんなは頭に?の文字を浮かばせながら口々に言った。
「じゃあ決定ね!!」真弓は言った。
真弓はこの中で一番嬉しそうだ。
「まぁ誰でもこの忌々しい首輪は外したいからな、襲ってくるやつはおらんやろ。」児玉は言った。
「じゃあさっそく行くか…。」
『おぉおー!!!』オレ達は徳光の合図と共に声をあげた。
「ちょっと待った、」児玉は言った。
「どうした?児玉?」
「このRANルームには最低5人は残す…。その内の1人は大野で決まってる…」
「えっ、なんでやねんて!」オレは児玉に問いた。
「まず大野は、ハッキングするのにいるし、残りは万が一攻撃された時に大野1人じゃ話にならん…。」児玉は人差し指を立てて言った。
「じゃあオレがやるよ!」
「オレも!」
次々に声をあげて、あっという間に6人が決まった。
「じゃあお前達に任せるで!!」
RANルームは理科部とP研混合の6人で守ることになった。
そして行動する人数は理科部15人とP研4人とオレら3人の22人で行動することになった。
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