バトルロワイヤル
(ダダダダダダッ…)
猫田はいきなり走りだした。
「何やってんねん猫田!?」徳光は猫田に向かって叫んだ。
(ダダッ…)
猫田は徳光の元に来て何かを渡した。
「…これは…?」
「それは薬だ!早く飲め!飲んだ後3時間は細菌の抗体ができる!」猫田は走りながら言った。
どんどんみんなに配っていってる。
(……“さいきん”…?)中塚の頭の中にふと文字が浮かんだ。
「なんのことかわからんけど思い道理にはさせへんぞ!!」
(ダンダンッ…)
中塚は猫田に向けて銃弾を放ったが当たらない。
(…こいつ…速い!!!)
(ダァンッ…)
銃弾は撃っても撃っても当たるのは本棚だけだ。
(オレが…オレがやらなきゃいけないんだ!!)猫田は走り回った。
「くそったれがぁあぁ!!」
(…あと1人…山川と池野だけッス!!)猫田の頭にはこう考えていた。
そしてついに猫田はオレと真弓の目の前まで走ってきた。
(…よし、これで終わりだ!!)
オレは猫田に手をのばした。
「そう思い道理にはさせへんぞぉ!!」
(ダァン…)
「……――…!?」
(ドサァ…)
猫田の体はふわりと一瞬浮かび、そのまま倒れた。
弾が猫田の胸部を貫通していた。
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