バトルロワイヤル
「何回も当たるわけないやろ!!」中塚は自分のカバンを投げた。
ボーガンの矢はカバンに当たって中塚には当たらなかった。
「そろそろ死ねぇ!!」中塚は白金に銃を向けた。
(ダンダンッ…)
どこからともなく銃弾が2発飛んで中塚の防弾ジョッキに当たった。
「後藤!濱田!」白金の目の前にあらわれたのは理科部の後藤曜(ごとう あきら)と濱田拓磨(はまだ たくま)だ。
「白金…抜け駆けは許さんで!」後藤は白金に言った。
「オレ達三位一体だろ?」濱田は言った。
白金、後藤、濱田は何をするにも3人で行動していた。
「お前らじきに死ぬのにあがいてんちゃうぞぉ!!」中塚は叫んだ。
「…中塚(やつ)にはもう銃は無意味や…。近くで何か切り付けないと…」白金は解釈した。
「白金!!」オレは白金に理科部にもらったカバンからナタを出した。
「これを使ってくれ!!」
「…すまん!!」
「オレは日本刀があるから大丈夫や!!」濱田はさおから刀をひいた。
「…オレはなんもない…」
「あきらりん!!」真弓は後藤にスタンガンを投げ渡した。
「これ使って!」
これで3人はそろった。
「…後藤…濱田…。…死ぬ時は一緒やで…。」
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