バトルロワイヤル
「なんでやねん!!」オレは叫んだ。
「………。…そう言えばまだ自己紹介がまだやったな…。」男は少し黙って言った。
「オレの名前は白城大輔(はくじょう だいすけ)だ。3年でバスケをやってる…。隣にいるこいつは…」白城は女を指差した。
「…、私は河村佐千代(こうむら さちよ)です。同じく3年です…。」河村はこちらにお辞儀をした。
オレ達も一通り名前を紹介した。
「…ところで…」
「さっきの質問やろ?」徳光が自己紹介を終わったところで質問を聞こうとしたら白城に口を挟まれた。
「…答えたるわ。オレと佐千代は付き合ってる…。そんでオレ達はバトルロワイヤル(これ)に優勝したいねん!!2人で一緒に暮らすためにな!!」白城は言った。
「でも首輪を外せば一緒に住むことぐらいできるんじゃねぇか?」梶原は言った。
「大ちゃんは私と暮らしたいだけじゃないの!バスケがしたいのよ!大ちゃんは昔…」河村がオレ達に言おうとしたら白城が河村の口を手でふさいだ。
「…いい。自分で話す…。」白城は下にうつむいている。
何やら深刻そうだ。
「……オレはバスケが昔から大好きだった…。でもできなかったんだ!!」
(………!!??)
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