バトルロワイヤル
「2人とも…や…めて…」真弓は熱の苦しさで思うように抵抗できない。
桜井と横須賀は真弓のブラウスのボタンとスカートをおろしはじめた。
(さすがに男の子2人じゃ抵抗できない…。もうあきらめるしか…)真弓の頬に涙が伝った…。
(ガシャーン!!)
突然桜井の足元にピンセット等が入った箱が飛んできた。
「誰じゃあ!!?」桜井は叫んで投げてきた方向を見た。
「…真弓から…手を…離せ…!!」そこにはフラフラの児玉が起き上がっていた。
「手傷を負ったお前に何ができるっていうねん!?」桜井は児玉に向かって言った。
「うるさい…、早く手を離して…この学校から失せろ!!」児玉は力を振り絞って叫んだ。
「もぅやめて…こじゃま。私あきらめるから…」真弓は自分からブラウスを脱ぎ捨て、ついに下着1枚になった。
「お前林道とか言う強いやつ倒したみたいやけど、今のお前に何ができんの?オレらがおらんかったら死んでたんと違うん?……だったらお前こそ失せろよ!!」
横須賀はただ見てるだけだ。
「………」
(ガササー)児玉は自分がいるベットのカーテンをしめ、ベットについた。
保健室のベットはカーテンを閉めると個室のようになる。
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