バトルロワイヤル
「野本ぉ!!」オレ達は叫んでももう手遅れだ。
18人いたが、今はもう10人しかいない。1年が生き残った中には豊津と神崎はいない。
「とりあえずオレ達で食料と武器を持って帰ろう。」オレ達はトラックに乗り込み、カバンに入るだけの主に食料を入れ、後は個々に短銃を1個ずつ入れて理科室に帰った。
―理科室―
オレ達は誰とも遭遇することなく無事に帰ることができた。
「…オレちょっと徳光に連絡するわ。」オレは理科室で置きっぱなしにしていたトランシーバーを取った。
「…ザー…こちら理科室。誰かいませんか?」
(…ザー…こちら徳光だ!)しばらくして徳光は応答した。少しテンションが高い。
「首輪をつけたやつが1人死んだ。…そしてオレ達の仲間が10人ほど死んだ…。」オレは部屋で暗そうにするみんなをチラチラみて言った。
(…えっ、どういうことやねんて!?オレも報告したいことがあるからRANルームに来てくれ!!)徳光の声が焦っている。
「…わかった。」
(ガラガラ…)
オレは9人に説明をして行きたくもないRANルームに行くことにした。
(…ガラガラ…)
「おい徳光、オレだ!!」
オレはRANルームに入った。
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