バトルロワイヤル

「亮佑、上に誰かおるやんけ！助けに行くぞ！」
「……あ、あぁ。」オレ達は学校に侵入し、屋上へ向かった
「ハァ…ハァ……もぅちょいやっ！」屋上の扉が見えてきた
「シッ……健太静かに…」
「……？なんでや？」
「あいてを刺激したらすぐ飛び降りるかもしれんやろ。」
「わかったぁ。」
オレ達は屋上の扉をあけた
相手は屋上のフェンスをじっと眺めている
「まだ気付かれてないな…。……亮佑何してん！！」健太の声がもれた。
「ピッチャー振りかぶって…投げた！！」
（ガシャーン）相手のぎりぎりの所でフェンスにあてた。
「………！！誰や！？」
「なんで死のうとすんねん！！」オレは投げた瞬間に走ってむなぐらをつかんだ。
「お前は………」
「亮佑大丈夫かぁ？……御堂何しとんじゃぼけぇ！！」飛び降りようとしてたのは御堂だった。
「痛って…。中川先輩、山川先輩ここで何してるんスか？」御堂は健太に殴られ腰をつきながら言った。
「何してるってお前こそ何しててん！！」
「死のうとしてました。」
「死ぬとか簡単に言ってんちゃうぞ！」
「オレは同じ部活（チーム）でさんざん死ねと言われてきたんだ！あんたらだって嬉しいだろ？」