バトルロワイヤル
「…お前らここで何してる?」桜井の体がビクッとなった。
桜井の後ろから男の声がした。
横須賀ではない。
桜井と横須賀はゆっくり首を後ろに向けた。
「…軍人…!!」桜井と横須賀の口は唖然としている。
(カチャ…)
軍人は桜井と横須賀に銃を傾けた。
「…2人(おまえら)、もう終わりだせ…」
軍人が銃を向けた瞬間に2人の頭に浮かんだ言葉、それは

―死―

「…な、何やってんだよ…軍人が…」桜井は体を震わしながら言った。
「…ん?何か言いたそうだな?いいだろう。どうせ死ぬなら最後に何か言わしてやるよ。」
「…なんで軍人が…人を殺してんだよ…。」桜井が言った言葉はさっき見た光景のこと。
「…それはな、今行われているバトルロワイヤルの不参加者を消去してるんだ。」
「…不参加者?」桜井と横須賀は同時に口をはさんだ。
「そうだ。お前らみたいに学校をさぼったり風邪で休んだりした生徒の溜り場や自宅に行って消去するんだ。」
「…そうかよ…。だから軍は街中を歩いてるんやな?」
「そうだ。しかし何でお前らのブラウスには血がついてるんだ?」
「…それはオレ達は参加者だったからだよ!!」
(パァン)
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