バトルロワイヤル
オレ達は武器、食料をカバンに詰め込むと、すぐにRANルームに帰った。

11:02…
「…もぅ11時かぁ。」オレは部屋に帰ると時計を見てつぶやいた。
「…トラックが出ていくまで後4時間しかない…。みんな今のうちに取ってきた食べ物を食べておいて消化をしといた方がいいな。」児玉はカバンからおにぎりを出した。
「…………」
「おい、白城、お前今日はやけに静かやな!!」更家は白城に声をかけた。
「何かあったんか?」
「そうやで、何かあったらオレらに言ってみろよ、同期やねんから!」
五十嵐と登米も声をかけた。
「……いや、なんでもないよ。早く食べよう…。」
「…そうか?お前がなんもないって言うんやったらいいけど。」更家はパンを食べはじめた。
「…………」
白城はもくもくとパンを食べながら児玉を見つめていた。

(カタカタカタ…)
「大野君、薬師寺君、ご飯の時くらいパソコンは止めなさいよ!」真弓はパソコンをうつ2人に言った。
「…今日は最終日ですから。…もぐもぐ…」大野は弁当を頬張りながら言った。
「薬師寺、今どれくらいだ?」
「…後13校だ!小学校7と中学6!」薬師寺は大野に答えた。
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