バトルロワイヤル
「何見てそんな大きい声出してんねん!!」オレは児玉が見るパソコンテレビを見た。
「……これは…」
「…あぁ。オレがずっと探してた“リンドー・レン”や。林道の親父や…。まさこんな姿で会えるとはな…」
机を握る児玉の手は震えていた。
親を殺され今まで追ってきたやつが自分の手で辿り着く前にこんな形で会うことになってしまったのだから…
―大阪軍基地―
基地のとある奧の部屋で大きな椅子に男が座っており、桜井と横須賀は腕を縛られ地べたに座らされていた。その他に何人かの軍兵がいた。
「オイ、いい加減口を聞いたらどうなんだ?なぁ、桜井剛に横須賀丈、お前らの名前はもう調べあげてるねんぞ!!」
(ドカァ…)
1人の軍兵が2人の顔を蹴り飛ばした。
「………………」2人は黙っている。
「この糞ガキがぁ!!」軍兵はまた拳をあげた。
(パシッ)
「まぁ待て、あんまり殴っても死んでしまったら口が聞けんじゃないか…。」椅子に座っていた男は立ち上がり振り上げた拳を掴んだ。
「…なぁ、いい加減話してくれんか?」
「…いいのかよ…。」桜井は呟いた。
「……ん?」
「国家権力がこんなことしていいのかよ!!?」
「……これは…」
「…あぁ。オレがずっと探してた“リンドー・レン”や。林道の親父や…。まさこんな姿で会えるとはな…」
机を握る児玉の手は震えていた。
親を殺され今まで追ってきたやつが自分の手で辿り着く前にこんな形で会うことになってしまったのだから…
―大阪軍基地―
基地のとある奧の部屋で大きな椅子に男が座っており、桜井と横須賀は腕を縛られ地べたに座らされていた。その他に何人かの軍兵がいた。
「オイ、いい加減口を聞いたらどうなんだ?なぁ、桜井剛に横須賀丈、お前らの名前はもう調べあげてるねんぞ!!」
(ドカァ…)
1人の軍兵が2人の顔を蹴り飛ばした。
「………………」2人は黙っている。
「この糞ガキがぁ!!」軍兵はまた拳をあげた。
(パシッ)
「まぁ待て、あんまり殴っても死んでしまったら口が聞けんじゃないか…。」椅子に座っていた男は立ち上がり振り上げた拳を掴んだ。
「…なぁ、いい加減話してくれんか?」
「…いいのかよ…。」桜井は呟いた。
「……ん?」
「国家権力がこんなことしていいのかよ!!?」