バトルロワイヤル
(…ザッ…ザッ…)
2人の男が更家に近づいた。
「Are you Mr.YAMAKAWA?」男は英語で更家に言った。
「…えっ!?あ、あぁNo.It is YAMAKAWA!」更家は3年生だからある程度簡単な英語は理解できた。
「Thanks…」
(ザッ…ザッ…)
2人の男はオレに近づいてきた。
「Hello YAMAKAWA.I am…」
「…へっ?」オレは最初の英語しか聞き取れなかった。
「こんにちは山川君、私は世界政府のリーダー、ジョセフ・リッチだ!」外人の隣に立っている日本人が日本語訳をした。おそらく通訳だろう。
「世界政府!?なんで急に…」
「今君達がしたハッキングによって世界はパニックになっている。世界中でハッキングが操作されている。その起源が大阪のここってわけだ。」通訳はどんどんしゃべる。
「えっ、ちょっと待てよ!大野?お前日本だけじゃ…」
「実は世界の有数のトップレベル大学にハッキングするようにメールを送りました!」大野は答えた。
「そのせいでバトルロワイヤルの目的が達成されなくなってきている!」通訳はさらに続けた。
「君達の目的はなんだ!?」
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