バトルロワイヤル
(ハァ…ハァ…)真弓の顔に生暖かい息が当たる
「…んっ……」真弓は目が覚めた。真弓が起きると誰かが真弓の体にまたがり、胸を舐めていた。
「さっ…向坂君…何してる…の…?」
「うっ…美味い……」
(ゾクッ)真弓の背筋が凍った。
「きゃぁああぁあああ!!!」深夜の2時なのに甲高い声が部屋に響いた。
みんなは起きた。
「どうした!?」「敵か!?」口々に声がかった。
「向坂お前何してんねん!!」桜井が言った。
(……真弓が泣いてる!)制服のボタンがあいた真弓は泣き崩れていた。
「ごめんなさい!」向坂は立ち上がった。
「お前男として最低じゃ!!」部員全員で責めた。
「う、うわぁあぁ!!」向坂は気が動転して引き出しをあけた。
「あれは……」
「ダイナマイト!」
向坂は50本ものダイナマイトを持って廊下に出て2階から飛び降りた。
「ぐっ…」
よろよろとグランドの真ん中に歩いた。
「向坂!!」
「オレは今から池野真弓さん、あなたへの愛の大きさを現します!!」
(完全に狂ってる…)
「何やあのインキャラは?」上の階から声が聞こえた。
(ババババッ……)
「ぎゃあぁあぁあ!!」向坂は撃たれた。
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