女将ヤンキー優奈★
二人はチケットを買い中に入っていく。


私たちも様子を伺い中に入った。



映画館は人が多く、込み合っていた。


二人は中央付近に座った。

私たちは二人を確認できる、一番後ろの席に座った。



『慎悟こういう映画みる奴じゃないだろ』


これからみる映画のパンフレットを広げながら拓也が愚痴を漏らした。



『慎悟の奴、精一杯かっこつけてるんだろうよ』



これからみる映画はラブストーリーもの。

慎悟はどう考えてもそういうガラじゃない。


かっこつけやがって……



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