女将ヤンキー優奈★


『あぁー!俺も我慢できねー!』


拓也も立ち上がる。



『ねぇもう!二人とも!』



しばらくして慎悟は気配を感じたのか、三人の存在に気がついた。



『うわっ!はっ!?なんでお前らここにいるんだよ!』



拓也が慎悟のもとにかけより胸ぐらを掴む。


『てめーこれ以上純粋な祐希ちゃんを汚すんじゃねー!』



『わっなんだよお前!?』


『とおっ!』



『ぐはっ!!』



私は慎悟の横腹に跳びげりをおみまいした。



『お前ってやつは!

初めてのデートで何してる!

脅したのか?脅したんだなー!!』


横たわる慎悟の胸ぐらを激しく揺さぶる。



『二人ともやめなって!慎悟くん死んじゃうよ!』



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