女将ヤンキー優奈★
由紀が止めに入り、私は我に戻った。
『え!?お姉ちゃんも!?なんでここにいるの!?』
祐希が驚きを隠せない。
『お母さんに頼まれたの!不良とのデートは心配だって!』
『お母さんに!?』
『あなたがお姉さまですか。私祐希さんとお付き合いさせていただいている慎……ぐはっ』
『お前は黙ってろ』
拓也が頭にチョップをした。
『もう慎悟くんを殴らないでください!
可哀想です!』
ぼろぼろの慎悟に祐希は駆け寄る。
『祐希ちゃんがそういうなら……』