女将ヤンキー優奈★


『私は優奈ちゃんくらいの頃は男の子っぽかったのよ
服はしょっちゅう汚してたしね』



『へぇー意外だなぁー』



私はふと声を漏らしてしまった。



『あの頃は楽しかったわ……』


結衣さんは懐かしそうな顔をした後、どこか、悲しそうな顔をした。



……? 結衣さんさっき悲しそうな顔をしたような…?


『さぁ、二人とも早く帰りなさい。明日も早いわよ』


『『はい』』



結衣さんは控え室から出て行った。



< 50 / 136 >

この作品をシェア

pagetop