女将ヤンキー優奈★
『優奈今日も駐車場まで送るよ』
『ありがとう。じゃ行こ』
私達は駐車場へ向かった。
『お母さんが男っぽかったなんてねー』
由紀が笑いながら言った。
『本当、今の姿からは想像できないよねー』
『あっ!お父さんに聞けば何かわかるかも!
ねぇ優奈!!私ん家に来ない?すぐ近くだしさ!
この時間はお父さんうちにいるし!夜御飯ご馳走するから!
ね?』
『え、でもいきなりおじゃまするのは迷惑だし……』
『いいから行くよ!』
私は無理矢理家に連れて行かれた。
なんて強引な人なんだ……
優奈は心の底からそう思った。