年上王子のお嫁さん☆
この……
酔っぱらいがぁあ!!!!
「…ぅん…ぁ、あれ?
俺、なんで……え??」
「槇原くん!!大丈夫?」
ゆっくり起き上がる啓飛は
さっきとは別人のようだった。
「俺……酔ってたみたいです。
ご迷惑おかけして、スミマセン。
華も……ごめん。」
妙に悲しそうな顔で謝ってくる彼に、胸が苦しくなる。
……もう、いいや。
そんな顔で言われたら
許しちゃうよ。
「……もう…
だから、飲み過ぎはダメだって言ったのに。」
.