年上王子のお嫁さん☆


自分で言っときながら、顔が熱くなっていく。




「…フフ。

ほら、お水どうぞ。」


「…ぁ、ありがとうございます。」




赤くなってるあたしを見兼ねて、お水を渡してくれた。


そして、ニコッと笑って
席を立った。




…優しいな、安藤さん……



有り難く思い、お水を飲むと…





……!!?




カッと熱いものが喉を通っていく感覚。

何、これ…



もう一度確かめるように、飲んでみる。




「……っ…」



やっぱり。

これ、お酒だ。





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