年上王子のお嫁さん☆


真っ赤になってしまった顔は


蒸し暑いからか、それとも啓飛に抱き締められたままだからか

なかなか冷めてくれない。




「……わり。

たくさん充電しとかなきゃ…って思ったらさ。

つい、止まらなくなってた。」


「大丈夫…

あたしも、たくさん充電させてもらったから。」




二人で笑い合って

見つめ合う。


幸せ過ぎて、おかしくなりそう。



「じゃ、またな。
電話もメールも、いつでもしていいから。

来週の土日には、会えるからさ。」


「……うん。わかった。」




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