年上王子のお嫁さん☆


笑顔で話す華に

つい、笑ってしまう。



すると、華は俺を見て膨れた。





「いゃ…嬉しくてさ。
ありがとう。

俺も、華だけを愛してる。」




華だと、不思議に照れ臭さがなくて

思った通りの言葉が言える。


昔から一緒だったからか?




「うん…!!」



俺の言葉に、本当に嬉しそうにする彼女が

今にも抱き締めたくなるくらい可愛い。



たまらず、ちょっと濡れている白い頬にキスを落とす。


唇が触れたところから、赤くなっていく頬。



……可愛い。





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