年上王子のお嫁さん☆


車を発車させ、家を目指す。


完全に赤くなった夕日が

華の顔をオレンジ色に照らしていた。






〜〜〜〜




華を家に送り届け、アパートに戻る。


さっきまで触れていた唇は

まだ微妙に熱くて、もどかしい。




さっき入れたばかりのお茶を飲みながら

華の寝顔を思い出していた。




夜11時半。


明日も仕事ということにうんざりしながら寝室に行くと…




〜♪〜♪



ベッドに投げてあった携帯が光った。


メール…?



こんな時間だから、華じゃないだろう。




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