年上王子のお嫁さん☆


画面に表示される

《削除しました。》の文字に


ホッと息をつく。




……まさか…



一人だこ思い当たる人物がいたが、証拠もないのに疑うのはおかしいと感じた。


…また送られて来たら、対処しよう。




そう考えて、ベッドに寝転がる。




このときは、ただ



ただ、華に矛先が向かないように願うばかりだった。





微かに覚えているアドレス


mayu.ri……


ここまでしか見てなかったな。



まゆ…なんて

いたか??




犯人捜しなんて柄じゃないが

華が心配だった。





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