年上王子のお嫁さん☆
俺の愛に
適うヤツは絶対にいないだろうし
華からもらうような
あんなにかわいらしい愛に適うヤツだって
きっと、世界のどこを探してもいない。
「もしもし…啓飛。
直哉から電話きた?」
電話越しの、か弱そうな声。
顔が見えなくても想像出来るような笑顔。
全てが可愛い。
大丈夫
大丈夫
俺が守ってみせる。
声も、笑顔も、瞳も……
上げていくとキリがない
華の好きなところ。
俺が、壊させない。
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