年上王子のお嫁さん☆
アハハ と、笑い声が聞こえてくる。
やっぱり啓飛が言ったんだ。
…守ってくれる んだね?
『じゃぁ、また今度!!
なんかあったらメールとか電話してね??』
「ゎ、わざわざありがとうございます。
おやすみなさい。」
3分ほどで切れた電話。
それだけで、少しは心が軽くなったのだ。
『直哉も涼も、強いからさ。
色んな意味で…(笑)
だから、俺がいなくても安心していいからな?
…一人で抱え込むな。』
「っ……」
うん。大丈夫だよ。
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