年上王子のお嫁さん☆
啓飛の言葉に
声を飲み込む。
「……明日…」
『明日、来いよ?
7時には帰ると思うからさ。
……待ってる。』
力強い声から、甘く柔らかい声に変わる。
そのギャップに、心身もろとも
溶けてなくなりそうな感覚に陥る。
カッコよ過ぎる彼氏も
大変だね??
『明日の昼間は、直哉たちが行くだろうけど…
夜は、俺だけのもんだからな?』
「え!!?////」
つい、顔が赤くなる。
……変態め…
その日は、それで電話を切った。
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